ほたるの一生
ほたるは一生のほとんどを、水の中と暗い土の中で過ごします。成虫になって飛んでいられるのは約1週間前後と言われています。
[1]5月~6月
オスとメスの蛍(成虫)が交尾して、メスがコケ中に産卵(黄色い卵を約500個)。
[2]産卵から1ヶ月後
卵が孵化し幼虫となる。幼虫はすぐに水の中に入り、カワニナを食べながら暗い場所で成長。川底の石の下などに潜り込み、水中で遠い春を待つ。
[3]翌年4月~5月頃
幼虫は水の中から陸にあがり、土の中に潜る。
[4]上陸から1ヶ月後
幼虫は、さなぎに変化。
[5]さなぎになって10日後
さなぎから羽化し、土から出て成虫となる。
[6]羽化後
成虫となり交尾の相手を探す。成虫になった蛍の命は約1週間。
はかなくも美しいほたるを大切に…